shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[タグ未指定]
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

大館曲げわっぱについて

曲げわっぱとは、木を曲げて作られたこのようなものを指します。
DSC_2236.jpg

古くから曲物(まげもの)と呼ばれ、大館に限らず全国各地で作られていました。
大館曲げわっぱはその中でも日本の三大美林の一つである秋田杉を主な原料とし、
その美しい木目と香りは長く人々に愛されています。
今もなお曲げわっぱをつくっている産地は全国各地にありますが、
ここ大館は常に新作を発表し続け、一番活気のある産地です。

日本において曲物は縄文時代から存在するようで、
そのころは今のような柾目板を使うのではなく、ケヤキ・カバなどの樹皮を曲げて作っていたそうです。

1000before.jpg
これは大館郷土博物館に所蔵されている、今からおよそ1000年前の曲げ物です。
火山灰シラスから出土したため、原型を留めています。
今は柾目板を煮沸して柔らかくして曲げているのですが、
昔は板の内側に切れ込みを入れて曲げる「切り曲げ」でした。これも切り曲げによって作られています。
切り曲げ

その後、江戸時代になると胴付き鋸が開発され、今度は凹状の溝を作る「挽き曲げ」がされるようになりました。
これにより、径の小さい曲げも可能になりました。
挽き曲げ

今のように煮沸するようになったのは、明治(間違ってたらごめんなさい!)になってからだそうです。

産地形成は一般には今から400年ほど前、久保田藩における下級武士の生活窮乏救助策として
地元にある秋田杉を用いて木工製品、とくに曲物を奨励したという説がありますが、
実際には確実な文献が見つかっていないとのこと。
その真偽に関わらず秋田杉の存在が産地形成に大きく影響を与えているのですが、
近年その供給量の減少が懸念されており、平成24年には国有林からの供給はストップするそうです。

詳しくは大館曲げわっぱの材料へ
スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2010/05/21 23:50 ] 大館曲げわっぱ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。