shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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人のため、ということ

出発前と現在、考え方が変わってきました。
大学ではデザインを勉強して、モノとヒトについて一生懸命考えてきたつもりでした。
いいモノを作ることがヒトを幸せにする、ということを信じて、何が足らなくて、何をどうするべきなのかを徹底して議論する日々でした。


そして、現在。
現場を見て、人と話して、いろんなことを気づかされ、また、いままでの自分が盲目であったな、と思うようになりました。

モノをつくることは、人の生き甲斐、幸せを充実させるための手段にすぎない。けっしてそれが目的ではないわけで。そこを見誤ってしまうと、ヒトのことを考えているつもりが、モノしか見ていなかった、なんてことになりかねない。以前の自分はそれでした。

雑誌を賑わす、理にかなったデザインも、メッセージ性のある芸術作品も、いったい何人のヒトの幸せにつながったのだろう?モノだけ華々しくなってヒトを置いてきぼりにしてはいないだろうか?
ヒトとモノの関係は、設定したユーザー像と製品で説明できるほど単純じゃない。そこにはモノをつくるひとがいる、材料を調達するひとがいる、作る過程で交わされる言葉も、店頭を飾る広告も、それを作る人も・・・その一つ一つがヒトとモノの関係の中にあります。


たとえば、今、伝統産業に必要なのは何か?時代にあった新作か、産業形態の整備か、後継者育成か。その全てが根本的解決にはならないと思います。
一番大事なことは単純に「ヒト」。作っている職人は仕事が楽しいかな?地元の人たちは地元の工芸品を見て楽しくなるかな?ものづくりを通して人の幸せ、生き甲斐、喜びに繋がっているのか、本当の目的はそこですよね。

伝統工芸品は別に生活必需品でもないし、実用性に優れているわけでもない。でもそんな一般論を振りかざして、人の生き甲斐を損ねてしまうようなことがあれば、本末転倒。1人でもそれを生き甲斐にしている人がいる限り、それ以上の存在理由はいらないでしょ。

長くなりましたが、僕が旅をする理由。
それは人と接する、ということ。単純だけど、でもこれをしない限り今まで書いた、人の生き甲斐を考えることは出来ないと思います。
ものづくりを通して全員を幸せにすることは難しいけど、せめてモノを作ってる人に生き甲斐をもってもらえたら、それだけでも、日本の伝統産業は変わると思うんです。

人の生き甲斐や幸せが疎かにされ、モノばかり豊かになっていくご時世だからこそ、いっそう人を見ていく視点が必要だと思います。
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[ 2010/08/09 11:49 ] 旅の目的 | TB(0) | CM(2)
No title
がんばれー 
[ 2010/08/09 23:30 ] [ 編集 ]
Re: No title
> がんばれー 
おーう
[ 2010/08/10 11:17 ] [ 編集 ]
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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