shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[タグ未指定]
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

高齢級材を使用した新作展の報告書を見て

DSC_2665 のコピー

前に高齢級材を使用した新作展について触れましたので、そのアンケートの報告書を見た感想を。

まず、この「高齢級材を使用した新作展」が催された背景。
高度経済成長期をピークに天然秋田杉の国有林からの供給は年々減少し、ついに平成24年度をもって保護のため供給がストップになります。
それにともない、天然杉より比較的若い樹齢の高齢級材(樹齢100~150年程度)を使った曲げわっぱの新作が試作されました。

そこで、大館市内のスーパーにて行われた展示会のアンケート結果について軽く紹介します。

アンケートに応えた人は大館市内の40~60代の方が中心。
アンケート結果からそれなりに良い反響をうけているようです。

新しいデザインを歓迎する声、天然杉の良さをもっと伝えるべき、など様々な意見が寄せられ、中でも印象的だったのが、木目の細やかさを気にしない人が大多数で、開催側も思ったより木目を気にする人が少ないという結果でした。

DSC_2768 のコピー
DSC_2767 のコピー
こちらが樹齢102年のもの。
木目が広く、若干厚めに作られています。

DSC_2299.jpg
こちらは天然杉と呼ばれる樹齢150年以上のもの。
やはり比べてしまうと木目の細やかさは一目瞭然。

やはり使ってなんぼの曲げわっぱ。高級品になっていく曲げわっぱに市民の人も疑問の眼差しを送っているようにも思えます。
かといって、その高級品を愛好する人たちによって支えられている曲げわっぱであるわけで、このアンケート結果から簡単に木目の質を落とす訳にもいきません。

ここは慎重なバランス感覚のもと、徐々に市民の方々を取り込んでいけるような振興策が求められますね。
スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2010/08/16 23:49 ] 大館曲げわっぱ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。