shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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大館曲げわっぱに必要なデザイン

大館曲げわっぱに一番必要なデザインってなんだろう、と考えてみた。

面白い形、新用途の開拓、カラーバリエーション・・・どれも大して必要ではないと思います。
もちろん僕が作っている照明の作品だって大して必要なものではないでしょう。

では何が一番必要か。
それは統一された規格をもった製品。規格を統一することで工房同士が共有でき、コストダウンも見込める上、大量受注も可能になる。

安く、たくさん作れるようになる。
話をここで終わらせれば、なんだ大量生産か、と思われるでしょうが、もうちょっと話を進めます。

ではどこに売るのか。
そこで大館の人に買ってもらおうというものです。

今でこそ曲げわっぱのお弁当箱がちょっとしたブームになっているものの、地元ではあまり関心がありません。というのも、工芸品であるから日用品とするには高価。昔は普段使いしていたこともあり、今の高価な曲げわっぱはなかなか受け入れられません。

曲げわっぱの産地でありながら、地元の人が使ったことが無い。
各工房も売り先は中央の百貨店などがメイン。
このままでは地元からますます離れていってしまいます。

実際に使わないと良さがわからない曲げわっぱであるからこそ、地元の人にもっと使ってもらいたい。
だから、地元の人が安く買えるような、お手頃価格の曲げわっぱが必要だと思うんです。
たとえ、ちょっとくらい木の色が不揃いでも、木目がきれいでなくても、まず地元の人に手に取ってもらえる価格帯であることが大事です。
そうして、地元の曲げわっぱの認知度を高め、気に入った人はもっといいものを買うようになれば内需も育ちます。

もし、市にお金があるのなら、こうして作られた曲げわっぱを市が買えたら一番良いです。もし行政が補助金をだせるようであれば価格はもっと安くなります。
必ず買い手のいる商品なら、作るほうも安心して作るし、また意欲も違ってきます。

僕が実際に大館を見渡してみて、今改善しなくてはならないのは、市民の関心の薄さと、各工房が大館へ視線を向けず、バラバラなところを見つめていること。
一度でもいいから、こうして各工房を横断するようなモノづくりの取り組みなされ、土台ができれば、もっと一般市民、職人たちの大館への意識が生まれると思います。

実際に毎日曲げわっぱをつかっているからこそ、曲げわっぱってすごいな、大館ってすごいなって思うからこそ、今の現状がとても勿体なく思います。まず、地元をみること。それが肝心です。
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[ 2010/08/11 00:30 ] 大館曲げわっぱ | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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