shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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九嶋曲物工芸、再訪

コンポ 1 (0;00;37;24)

工房回り、今日は以前訪れた「九嶋曲物工芸」に行ってきました!

工房にお邪魔するのは3ヶ月ぶりくらいかな。
伝統工芸士、九嶋郁夫さん(上写真)とはちょっと前に体験工房に来られて会っているので、3週間ぶりくらいかな?

九嶋さんは28日から札幌へ出張販売にいくそうで、今日は荷造りで大忙し。
そんな中、3ヶ月前と同じように丁寧に応対してくれる九嶋さん。お忙しい中ありがとうございます。
DSC_3758.jpg
DSC_3759.jpg
工房横の居間にある曲げわっぱたち。


九嶋さんに今回の自分の取り組みの説明を手短かに済まし、曲げわっぱ談義に花を咲かせました。

僕が毎日使っている、体験工房でつくった弁当箱を見せたら、「おぉ、ちゃんときれいに使ってるなぁ」と、曲げわっぱを大事にしていることを嬉しそうにされていました。
嬉しそうにする九嶋さんを見て、九嶋さんの曲げわっぱへの思い入れを感じ、僕もなんだか嬉しくなりました。


九嶋さんは曲げわっぱを手に全国を飛び回っている方。
しかし、物が売れなくて「このままじゃいけないなぁ。」と思ったときがありました。
そのころは、お客さんに語りかけること無かったそうで、それが徐々に話す仕掛けるようになってから「いくらか売れるようになった。」そうです。

「俺はよぉ、口が達者でねぇから。」と風貌も相まって寡黙な印象を与える九嶋さんですが、話してみるとなんとも親しみやすい方。真摯に受け答え、飾らない話口にきっとお客さんも感じるものがあったのでしょう。


そうしているうちに、
九「なにか曲げわっぱに対するアドバイスとかないか?」
と聞かれたので、僭越ながらあれこれ言ってみました。

s「九嶋さんのところで使ってる木は独特ですよねぇ。」
九「あぁ、なかなかいい材料が手に入らないから、、、」と申し訳なさそうに語る九嶋さん。
s「いや、良い悪いでなくて、独特だなぁと。ああいうのも有りだと思いますよ!」
九「んだか?」
s「はい。ただ、それに合った樺縫いを考えてみてもいいかもしれません。」
s「九嶋さんのところの樺縫いはやや樺と樺の間が広く間延びした印象をあたえてしまうかもです。」
九「なるほどなぁ、樺縫いもいろいろ考えてみてもいいかもしれないなぁ。」

やはり、樺縫いは曲げわっぱの「顔」で、一番目につくところです。
シンプルであるが故に、素人目でも歪みがわかってしまうため、樺縫いこそ丁寧に!
そんな感じに厚かましくも語ってみました。


あと、九嶋さんの真面目なお人柄を活かす為にも、お客さんに喜んでもらうための工夫を。例えば、買ってもらったお客さんに、定期的に年賀状とかお手紙を書くとか、修理するところはありませんか?とこっちから聞くようにするだとか、そんなことも話しました。
話しているうちに、九嶋さんの味が伝わってくるからこそ、きっとお客さんとこまめな付き合いをしていくと実を結ぶような気がして、九嶋さんらしい路線で頑張ってもらいたいなぁ、と思います。

DSC_3755.jpg
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九嶋さんの工房で働く皆さん。笑顔の方が九嶋さんの奥さんです。


「俺は頭よくねぇから、どんなものがいいのか(売れるのか)よくわからねぇんだよな。」
と九嶋さん。
正直、九嶋さんのつくっているものは、ちょっと細部を整えたり、ないしはそのままでも売れる。でも売り方が上手でないだけ。
こうした職人さんは世の中にたくさんいるんだろうなぁ、とすごく勿体ない気持ちになります。


これで九嶋さんともしばらく会えなくなりますが、また大館に来たときは是非立ち寄ってみたいと思います。
それでは、また会う日まで。
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[ 2010/09/25 01:02 ] 大館曲げわっぱ | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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