shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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岩鋳(株)に行ってきました。

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なにやら自動車工場のような建物・・・。

いえいえ、ここは南部鉄器を生産する「岩鋳株式会社」です。

従業員104名。南部鉄器最大の「工場」です。

工芸品の鉄瓶から、街灯などのエクステリアまで、幅広く手掛ける鋳造メーカーです。

業務内容:
南部鉄器工芸品・エクステリア製品の製造販売、
観光客・一般客の食事・宴会業務

(岩鋳HPより)

え、観光?宴会??

なにやら幅広く手掛け過ぎでないかい?

岩鋳は主に販売、展示をおこなっている本社のある岩鋳鉄器館と、離れたの場所に大きな工場をもっています。
岩鋳鉄器館では、さまざまな鉄器が展示され、実際の作業場も見学でき、数多くのラインナップを揃える売店、レストランまであります。いわばテーマパーク型工場です。

なにやら楽しそうなので、中に入ってみましょう。

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こちらが岩鋳鉄器館の入り口。

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エントランスホールに入ればいろんな鉄器が!この柱のようなものも岩鋳製。

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大きな鉄瓶。

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鉄琴。来たら是非叩いて音聞いてみて!

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他、チャグチャグ馬こやら、さんさ踊りやら。

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ギャラリーに進みます。
ここには歴代の名作たちが展示されています。

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お湯を沸かす道具を、これほどの芸術品にしてしまうあたり、文化ってすごいなと思います。

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中にはこんなものも。

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ギャラリーをぬけると通路の途中に壁画が。これも鋳造なんでしょうか?

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実際に鉄瓶をつくっているところを間近で見ることが出来ます。
写真下は型に剥離剤となる炭の粉を塗っているところ。

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焼き型が展示されています。
このように、砂と泥で型を作り、模様を描いていきます。あられ模様(写真一番下)はひとつひとつ棒で押して凹みをつくっていきます。

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わかりやすいように手順のパネルもあります。
その真向かいで職人さんが作業しているので、とてもわかりやすくなっています。

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着色前の鉄瓶。
鉄の色はもともとシルバー。南部鉄器のマットな黒色は漆とお歯黒(酸化鉄)による着色されたもの。

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注ぎ口の型。一度きりの使いきりです。
ですが、こうした砂でできた型は何度でもリサイクルすることが出来ます。

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積み上げられた焼き型。

工場スペースを抜けたところに広い売店があります。

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多種多様な鉄器が並んでいます。おそらく盛岡で一番の品揃えだと思います。

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茅葺き屋根をモチーフにした湯釜。
こういうおもしろいことやっちゃうあたり、職人ですね。
黄色い布は、古くから防虫効果があるとされる鬱金染めのもの。

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多種多様な品揃え。量産物から作家ものまで。
岩鋳の製品だけでなく、他のメーカーの商品も置いてあります。

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砂鉄による急須。
砂鉄のものは非常に高価で、これは21,000円の急須。
「高い!」と言われそうですが、お高い陶器のものと比べたらそうでもないような気もします。

もちろん自分には手が届きませんが・・・。

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リーズナブルな鉄瓶も。1万円台の鉄瓶もあります。
初めての鉄瓶はこのあたりのもので良いと思います。
それで本当に鉄瓶が好きになったら、前のは友達に譲って、次にもっといいのを買う、ってするのがいいでしょうね。

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入門者用におすすめなのが、この急須兼用鉄瓶。
普通、鉄の急須はホーロー加工されており火にかけられないのですが、この急須兼用鉄瓶は特殊なコーティングにより火にかけられる仕様になっています。
鉄瓶を試したい方はこのへんからはじめてみては。2人用サイズで岩鋳売店特別価格、5,500円です。

そして売店のさきには郷土料理がたべられるレストランがあります。
まさにモンスター工場です。

この日はお客さんが少なかったようですが、いつもは観光バスが停まったりしているのでしょうか。
普通に遊びにいく感覚でぷらっと寄っても十分楽しめるかと思います。

南部鉄器、ものをつくる姿勢だけじゃなく、多くの人に触れてもらおうという気概を感じます。

盛岡に来たときは盛岡手作り村、岩鋳に立ち寄って、鉄器を品定めしてみてはいかかでしょうか。


岩鋳(株)
〒020-0863 盛岡市南仙北2丁目23-9
http://www.iwachu.co.jp/
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[ 2010/10/16 03:51 ] 南部鉄器 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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