shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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第三セクター盛岡手づくり村

第三セクターとは。
日本においては、国または地方公共団体(第一セクター)が民間企業(第二セクター)と共同出資によって設立した法人を指すことが多い。その場合、多くは設立が比較的容易でその運営方式も自由な株式会社の形態を採る。半官半民の中間的な形態が、第三の方式という意味である
wikipediaから引用

要するに官民共同の法人。
地場産業の振興という公益目的に民間の力を活かそう!と、伝統産業がらみの第三セクターは全国に数多くあります。しかし、蓋を空けてみればガラガラな大きな駐車場、客も来ない、やたら従業員が多い、ずさんな経営手法、・・・財政破綻が続出している悩みどころ。

盛岡手づくり村はその中でも健闘しており、年間50万人ほどの来場者、手作りものが好きな人には評判の良い施設です。
働く人も活き活きとし、年に数回開かれる催事には多くの観光客で賑わいます。


しかし、良いところばかりではありません。
当然様々な問題を抱えていますが、その中でも深刻なのが・・・

やはり行政と民間の溝。
手作り村がどうこうというより、第三セクターという形態そのものの問題です。

行政は公益を目的とするもの。一企業だけの利益になるようなことは出来ません。

民間は収益が基盤。常に競争原理の中にいるものです。

これだけでもう合致しませんね。


役人は経営者ではありません。何より公益的意義を重視し、経営とか収益とかに関しては疎くなりがちです。
でも予算を使ってほしいので、どんどんお金をつぎ込みます。毎年恒例の催事を開き、後継者育成事業をしたり、新作開発をしたり・・・しかし、それらは費用に見合った収益に繋がることはありません。

民間は行政には逆らえません。断れば予算を断たれてしまいます。ですから行政にお付き合いはしますが、それが収益に繋がるわけではないので、ただただ疲弊するだけです。
「販売にかかわる補助をしてくれれば・・・」なんて声も。繰り返しますが行政は一企業だけの利益になるようなことは出来ませんし、経営、販売はそもそも苦手です。その辺が難しいところです。


ここ手作り村の設立当初は官民一体の成功例として華々しく幕開けしましたが、年を重ねるごとに、現状維持の姿勢が蔓延してきます。今では新作展も内輪、施設の維持が第一、リスクを冒さない、そんな雰囲気が漂っている印象です。

しかし、手作り村内の若い世代、南部鉄器の青年部の取り組みは、意欲的で目的意識を感じます。
こうした方々が発言権を持ち、新しいことに挑戦する気運が高まればいっそう面白い施設になるでしょうね。
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[ 2010/10/22 02:33 ] 南部鉄器 盛岡手づくり村 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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