shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[タグ未指定]
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

南部鉄器ってすげー

DSC_4088.jpg
南部鉄器に限らずですが、鉄器ってすごい。

何がすごいかって、まず大した機材もなく鉄を自在に操ってるところがすごい。

鋳型づくりはまさに陶芸。
鋳型に模様を描くのは絵画のよう。
そして溶解した鉄を鋳型に流し込むのは、大きな柄杓を使います。
溶けた鉄を柄杓に受け、大変重たくなった柄杓を持ち上げ静かに鋳型に注ぎ込む。
力と集中力が求められます。

南部鉄器職人になるためにはこれらを一通りできるようにならなくてはなりません。
道具も無いところから素人が始めたら絶対に真似できません。一代かけても足らないでしょう。


DSC_3995.jpg

鉄は金属だから確かに重い。
現に生型という簡易的な鋳型でつくった鉄瓶は重たいです。

ですが、焼き型という手作りの鋳型を用いる工法でつくられた鉄瓶は、壁が薄く、持っても意外と重たくありません。
でも壁を薄くするということは、鋳型に流し込む際にうまくいかないと穴があいてしまうことがあります。
それを防ぐのが職人の感覚。簡単に真似できるものではありません。

DSC_4053.jpg
そして、鋳型に用いる砂は何度でもリサイクル可能です。
粉々にして、ふるいにかけ、そしてまた鋳型を作ります。

そして鉄器も溶かせば原料に早変わり。
不良品はもちろん、修復不能な鉄器も、再び材料としてよみがえるのです。

狭い工房の中で、しかもハイテク技術を使わずとも鉄と砂が循環して、素晴らしい芸術品が生まれる。
鉄瓶で沸かしたお湯は美味しくなる。しかも使い込むほどお湯がおいしくなる。
これほど理にかなったものがあるだろうか。


まだまだ、伝統工芸から学ぶことはたくさんありそうです。
スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2010/10/30 03:17 ] 南部鉄器 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。