shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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鉉、曲げてます。

DSC_4133.jpg

これが盛岡の南部鉄器の鉉のほとんどが生まれる場所。
そして鉉職人、田中二三男さんの仕事場。

DSC_4137.jpg
いよいよ曲げられるのを待つ鉉たち。
鉄が橙色になるまで熱していきます。
火から出し、いよいよ金槌で叩いて曲げていきます。

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片方ずつ曲げていきます。
バランスを確認し、再び火に入れます。

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再び火から出してもう片方を曲げていきます。

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最後に全体を確認して微調整を繰り返します。
終止、金槌をリズミカルに叩く音が響きます。

間近でみていると動きのスムーズさに見入ってしまいます。
まさに自然と手が動いているという感じ。

DSC_4152.jpg

こちらが材料となる鉄の棒。
びっくらするほど普通の鉄の棒です。それが手仕事よって鉄瓶の鉉になっていくのですから、人間の凄みを感じます。

DSC_4141.jpg

トンカントンカン、今日も鉉のおじさんは頑張っています。

鉉には一枚の鉄板を曲げて作られる中空の鉉、「袋鉉」と、一本の鉄の棒を曲げてつくられる「ムク鉉」とがあります。今回紹介したのはムク鉉の方で、残念ながら盛岡滞在中には袋鉉をつくっているところに遭遇できませんでした・・・残念。

DSC_4139.jpg

喜ばしいことに若い後継者の方もいらっしゃいます。
田中鉉工房は2名の小さな工房。盛岡の鉉工房はここ一軒のみ。盛岡南部鉄器の大半の鉉はここで生まれ、田中さんの作る鉉がなかったら南部鉄器は完成しません。とても貴重な存在です。

安い鉄瓶には機械で作られた鉉が付けられるのがほとんどです。ですが手で打たれた鉉はそれとは歴然の差。
わりと値段の張る鉄瓶を見かけた際には鉉に注目してみてください。
そこには見過ごすほど自然に出来た、シンプルな芸術品があることに気づくと思います。

知って気づくことでどんどん価値が増すのが工芸品。
もっと私たちの身の回りにあるいいものを知っていなくちゃ、あまりにもったいない気がいたします。
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[ 2010/11/04 03:49 ] 南部鉄器 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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