shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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縁あって備前焼

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たまたま土佐和紙工芸村「くらうど」へ訪れた際、備前焼の行商にきていたおじさんと話し込み、いろいろ備前焼について教えていただいたので、ちょちょいと紹介しようとおもったわけですな。

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備前焼というのは、岡山県備前市を中心とする特産品で、釉薬を付けないのが特徴です。
窯の中で色が変わっていく「窯変」とよばれる現象により、飽きのこない味わい深い表情が生まれます。
また、使い込むごとに色が変わり、味わいがでてきて虜になる人も多いんだとか。

そしてこのおじさんも備前に魅せられたその一人。

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写真上のものは灯油窯によるもの、写真下のものは薪による登り窯のもの。
窯の燃料でも色の違いがでるなんて不思議ですね。
灯油窯のほうが燃料費が安いため安価にできるそうです。

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そしてさらに不思議なのが、窯の中で置く場所によって全く違う表情がうまれること。

この二点は同じ窯で焼かれたものだそうですが、置いた場所によってまるで釉薬をつけたかのような光沢のあるものもできるそうです。

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これは、藁を巻いて焼くことで、このような模様が生まれるそうです。
窯の中で生まれる人知を越えた変化にただただ驚きです。

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これは焼いてもくっつかない粘土を盛って模様をつけるのだそうです。
基本的に温度の低いところは橙色、高い部分が焦げ茶色になっていくのだそうです。

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これは珍しい彩色された備前の土人形。江戸時代のものだそうです。
いまはこういった人形を買う人も極稀ですのであまり目にしませんね。

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実に多彩な表情をみせます。
とても奥深いです。

「備前にはまると怖いよ。」
と、その奥深さからはまり込んで一千万以上もつぎ込んでしまう愛好家も多くいるとか・・・。


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おじさんの自宅の居間にある立派な焼き物。150万したそうです。ひえー

焼き物の世界は根強い愛好家が多く、今も尚芸術品として高額な作品も多くつくられています。
他の工芸品では時代とともにさまざま変容してきたのに引き換え、焼き物は古くからほとんど変わらないものづくりがされています。古きものを手にとり悠久の時を感じるーその辺が人々を惹き付けているのでしょうね。

時代とともに変わっていくことが伝統産業では叫ばれていますが、必ずしも変わっていくことが是ではないのですね。それをしたたかに語っているような備前焼との出会いでした。
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[ 2010/11/16 00:04 ] 備前焼 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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