shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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土佐和紙、濱田治さん

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土佐和紙工芸村敷地内の工房で紙を漉く濱田治さん。

特別に工房を見学させていただきました。
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この世界に入って5、6年が経つそうです。
きっかけは祖父、濱田幸雄さんの仕事のお手伝いをするうちに紙を漉くようになったんだとか。

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お伺いしたときは「落水紙」という種類の紙を漉いておられました。

落水紙とは写真のように穴が空いた和紙です。
主な用途はちぎり絵や装飾など。
ただ漉き手はお客さんがどのように紙を使っているかはわからないのが正直なところのようです。

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落水紙の名前の由縁は、名前の通り水を落として穴をつくることから。
シャワーのように雨を降らして独特のテクスチャを作っていきます。

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舟(ふね)とよばれる紙料液を溜めた大きな水槽に簀桁で漉くって、揺すって繊維を絡ませながら平坦にしていきます。

と、ここまでは至って普通な紙漉の工程です。

DSC_4379.jpg
DSC_4381.jpg

落水紙は特別な道具をつかって雨を降らします。

「水道でやってたら水道代がバカにならない、循環装置を設置しないといけないから、これ(落水紙)をつくってるところは少ないと思う。」

DSC_4374.jpg
DSC_4372.jpg

あとは簀から紙床(しと・漉かれたばかりの紙が重ねられたもの)に移し、これの繰り返しで数百枚の紙を漉いていきます。

DSC_4384.jpg

乾燥、染色後、こうした落水紙が出来上がります。

DSC_4387.jpg

光にかざしても良いし、ラッピングに使っても良し。もちろんちぎり絵も。
どのように使うかは使い手次第。


録画もさせていただきました。作業の様子↓↓



舟→落水→紙床の三角形の中で一日が終わっていくそうです。
「自分で時間を決めて仕事しないと、いつまでも作業してしまう。曜日感覚はなくなるね笑」

水の滴る音が響く小さな小屋の中で、黙々と紙を漉き続けるのを見ていると時間が経つのを忘れてしまいます。

世の中にこういう仕事場があってもいいよな、と思いますね。
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[ 2010/11/25 10:03 ] 土佐和紙 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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