shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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「かみこや」ロギール・アウテンボーガルトさん②

高知県檮原町はかつて三椏の巨大産地でした。
しかし、三椏の生産は随分前に途絶え、当時の様子を知る人も高齢となり、昔の記憶が薄れていくとともに町の紙の歴史も消えつつありました。

そこで、ロギールさんは、かつて原料の生産をしていた近所の人たちに呼びかけて、昔のやなぎ畑を復活させようと「上舞やなぎばた会議」というグループを作りました。“やなぎ”というのは三椏の別名です。
メンバーは7、80代。原料生産の経験者があるとはいえ、もう50年以上も前の話なのでロギールさんが指導する側に立つことも。メンバーで教え合い、昔を懐かしみ、協力的な地域住民の人柄を相まって、ロギールさんを中心に人の輪が生まれました。

しかし、メンバーが高齢ということもあり、収穫に参加したくても行けないという人が増え、毎年4人程参加していたメンバーが今回の収穫では1人となってしまいました。ロギールさんもこの先、募集しようか、オーナー制のようなシステム(例:千枚田オーナー制)をとるか、いろいろ思案しているようでした。

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今年収穫に参加したサワミさん


他、紙の文化、田舎暮らしを体感してもらうべく、インターシップの受け入れをしています。

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古民家を改修した研修生宿舎「かみけん」

DSC_4520.jpg
お風呂は五右衛門風呂

大学生、社会人からインターシップを受け入れ、和紙づくり、山の暮らしを体感してもらっています。
自分も研修生としてロギールさんのもとを訪ねたわけですが、やってきたことの半分は土方仕事や田舎ならではの
山仕事。

百姓の農閑期の収入源であった紙づくりは、農作業の延長線上にあります。田舎の暮らしを体感することでより深く和紙のことを知ることが出来ます。

普段の生活からは得られないものがある田舎の暮らしに、歴代の研修生も多くを感じ取っていったようです。
くわしくは「かみこや intern ブログ」にて。
かみこやinternブログ→http://kamikoyaintern.wordpress.com/

さきほどの「やなぎばた会議」のメンバーも研修生と交流し、人のつながりを広げています。
一見、静かでどこにでもあるような田舎風景ですが、こうしたイベントがあることで、新しく出会う人も増え、地域の活力にもなりますね。


地元の活動だけでなく、ロギールさんは東京など都市部で出張ワークショップも開いています。
そうした和紙の普及活動、伝統的な和紙製造が評価され、「土佐の匠」にも選ばれています。

「他所には真似できない、地域の個性を大事にしないと日本の田舎はダメになる。」
と、ロギールさんは語ります。

日本は何処に行っても同じような家が並んで地域に個性がない。母国に帰れば地域で全然違う家が並ぶ。日本の一辺倒の近代化を残念そうにしていました。

それには自分も同感。
どこにいっても同じような町並み、観光地化もワンパターン。それでは日本は東京と京都だけあればよい国になってしまいます。地場にある個性を大事にしなくては地方に活路はない、と常々感じています。

に続きます
③ではロギールさんの和紙の部屋でいろんな紙をみせて頂いてます。
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[ 2010/12/14 21:03 ] 土佐和紙 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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