shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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伝統工芸の情報に足りないもの

伝統工芸のことを調べるためにいろんなウェブサイトを見て常々感じていること。

作る過程、職人の言葉、歴史・・・etc、調べればいろいろとわかるようになってきました。

しかし、大きく欠如していることがあります。

それは「使い手」からの情報です。
例えば、どんなに良い食材があったとしても、調理方法を知らなければ買うことに躊躇します。

家電でも、どんなにメーカーが便利をうたっていても、必ずチェックするのはユーザーレビュー。

そうした使い手からの声は大きな参考になるとともに、お金を払う不安の緩和にもなります。

さて、では伝統工芸にそういった使い手目線の情報があるかというと・・・あまり目にしません。

これでは窓のない店と一緒で、看板や旗でいくら宣伝していても、なかなか中に入ろうとする気にはなれません。


作り手の情報はインターネット上にまま揃ってきている中、実際にどう使っているのか?その工芸品がある生活というものはどんなものか?という使い手目線の情報はまだ足りません。

それは本来、親から子へ伝わってきたものですが、それが途絶えてしまっている今、そこを埋めなくてはなりません。しかし、いま工芸品についてのレビューやブログの記事などがあるものの、まだまだ量や整理が不十分です。

というのも昔から使ってて詳しい感想を持っている人はインターネットと親しい年齢層でないため、なかなかその情報が出回ることはありません。

この辺り、もっと作り手と同じように使い手にもクローズアップしていっても良いのでは。

きっとその土地の地元市民を探せば取材に協力してくれる人は必ずいるし、市民が参加できる余地はたくさんあります。


そして、使い手の情報は、新規客だけでなく、作り手にとってもとても参考になります。「自分がつくったものがどう使われているか知らない」という声をよく聞きます。使い手からの情報を得ることで、次に繋がる製品開発が可能になります。

作り手と使い手の間に入る者のこれからの課題は、作り手と使い手間の双方向の情報の循環をつくることだと思います。
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[ 2010/12/27 21:47 ] 伝統産業について | TB(0) | CM(3)
こんばんは。

とても興味深く拝読させていただきました。

>作り手と使い手の間に入る者のこれからの課題は、作り手と使い手間の双方向の情報の循環をつくることだと思います。

おっしゃる通りだと思います。それには、今までの環境作りには無かった発想が必要になると私は思います。

なぜならば、僭越ながらインターネット上に双方が安心して交流できる環境を作ることは容易なことではないと思うからです。また、いかにすれば情報の信憑性を高められるか、いかにすれば分かりやすく情報を伝えられるか、いかにすればローコストでその環境の安全を確保し、維持し、そして活用することができるかなどの問題が山積しているからです。

なぜ、そのように思うかというと、例えば、飲食店やホテル業界は口コミ戦略をとっていますが、その口コミの信憑性が高いとは思えないからです。 また、日本酒業界では蔵元も、酒販店も、日本酒ファンもそれぞれが情報を発信していますが、業界の活性化には繋がっていないと思うからです。

以上、私の主観ですが、何かしらご参考にしていただける点がございましたら幸甚です。
[ 2010/12/28 23:05 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
貴重なご意見ありがとうございます。

> 例えば、飲食店やホテル業界は口コミ戦略をとっていますが、その口コミの信憑性が高いとは思えないからです。 また、日本酒業界では蔵元も、酒販店も、日本酒ファンもそれぞれが情報を発信していますが、業界の活性化には繋がっていないと思うからです。

口コミ戦略の弱点は、ユーザーの情報発信に対する動機が保証されていないことですね。
一般的な、ユーザーが自由に投稿できる方式のカスタマーレビューでは、質の良いレビューを集めることは難しいです。

ではどのように動機づけをするか、
これは一つの案ですが例えば、レビューを運営側が買うのもありだと思います。

良質なレビューにはサイト内で使えるポイントやクーポンを報酬として発行し、それ使って商品を安く買えるようにする。審査は定期的なコンペ形式をとり、情報の新陳代謝を促す。
ユーザーからの投稿だけでなく、運営が使い手に取材にいき、レビューの基盤をつくるのも良いかと。
レビューにはそれだけの出資の価値があると思っています。

地場産品を応援したいという地元の人の潜在的な動機もありますし、地場産品と観光は密接な関係にあるので観光がてら取材もというのも期待できるかもしれません。


煮詰まってはいませんが、市民参加、循環型のひとつのアイデアとして考えています。
[ 2010/12/29 11:39 ] [ 編集 ]
恐縮です。

>これは一つの案ですが例えば、レビューを運営側が買うのもありだと思います。

>ユーザーからの投稿だけでなく、運営が使い手に取材にいき、レビューの基盤をつくるのも良いかと。

 とても興味深い案ですね! 運営側は得てしてサイトの運営をなおざりにしてしまいがちですが、その点もクリアーできるように思います。

>煮詰まってはいませんが、市民参加、循環型のひとつのアイデアとして考えています。

 発想の原点として、とても素晴らしいと思います!
 本日の記事「伝統とは」と関連付けて読むとより一層そう思います!


これからのご活躍をますます応援しております!!
でも、頑張り過ぎて体調を崩さないように気をつけてください。
[ 2010/12/29 21:34 ] [ 編集 ]
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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