shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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那覇市伝統工芸館、沖縄県立博物館

16日、日曜日。那覇市の那覇市立伝統工芸館と沖縄県立博物館にいってきました。

まず那覇市立伝統工芸館。観光客で賑わう国際通り沿いにあります。
建物のフロアの中にあるためなかなか外からはわかりにくく何度も同じところをぐるぐるして辿り着きました。

館内には展示コーナー、販売所、体験工房があり、なかなか充実しています。

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展示品の写真撮影はNGとのことで展示コーナーの雰囲気だけでも。

展示品は首里織、紅型、琉球ガラス、琉球漆器、壺屋焼き。かつて琉球王国は、中国、日本、東南アジアとの貿易が盛んで、いろんな文化を吸収して独自の発展を遂げてきました。
そして戦後米軍占拠の頃には米兵向けに工芸品がつくられ、特に琉球ガラスでは、どこか洋風な雰囲気も醸し出しつつ、やっぱりアジエンティック、という面白い傾向がみられます。

琉球ガラスについてはその歴史が面白いので紹介します。

琉球ガラスは沖縄工芸品の中でもっとも歴史が浅い工芸品。
昔からガラス細工はあったようですが、脚光を浴びるようになったのは戦後米軍統治時代から。この頃、琉球ガラスに使われていたのは米兵が捨てる清涼飲料水の空き瓶。瓶の色がそのままガラス細工の色となりました。
再生ガラスを使うということで、ガラス自体の品質は高くなく、気泡が混入しやすいものでした。ガラス細工では気泡はマイナス要素。しかし、琉球ガラスでは、あえて重曹などで気泡を入れたり、熱々のガラスを水で冷やしてひび割れさせ気泡の混入を目立たなくさせる、積極的にガラス自体に手を加えることで見事マイナス要素を克服しています。
不自由を乗り越え独自の発展を遂げる。琉球ガラスに限らず、あらゆる工芸品から、人が持つ知恵と工夫、生命力を感じます。

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ひと回り展示をみたところで、ビデオの試聴コーナーがあったのでそれぞれの工芸品のビデオをみると、また展示を見たくなり2周目、3周目と何度も見入ってしまいました。

予備知識、楽しむ眼があるとないとでは見え方が随分と違ってきます。常々思っていることですが、ここでも実感しました。

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その後、同じく那覇市内にある沖縄県立博物館へ行きました。

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突如現れる白塗の建物。ここだけ異空間のような異様な佇まいです。
ここには沖縄の自然、民俗、歴史、美術など様々な沖縄を堪能できます。

門をくぐり野外展示場を通り抜けます。

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館内は清潔感漂う白い空間。

さて、ここでも写真撮影は限られた場所のみで、飾られていた工芸品などの写真はありません。

紅型、琉球絣、八重山上布、花織・・・いろいろと飾られており、それぞれの特色を楽しむことが出来ました。

撮影が許可されている民俗展示コーナーの様子です。

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このちょっと不気味なお方は沖縄の各地方に伝わる来訪神のひとつ。

来訪神とはわかりやすい例で言うと“なまはげ”のような地方に伝わる神々や精霊のことです。それぞれの地域ごとに実にさまざまな格好をしています。

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こちらは鹿児島と奄美大島の間のトカラ列島にある「悪石島」の来訪神・ボゼ。ここは日本か?と思うほど本土の南には多様な文化が広がっています。

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黄色地の紅型。
琉球王朝時代、黄色は高貴な色とされ、豪華な紅型が施されました。こちらはやや大人しい文様。
沖縄の布を見ていると、浮き立つようにビビットな色使いが目立ちます。本土では派手すぎると思われる色でも、不思議と沖縄でみると自然に思えてきます。
地域性というのは面白いものですね。

沖縄は中国、朝鮮、日本、東南アジアの文化が入り交じり濃縮され、文化を考える上で大変貴重な場所です。

日本は何処に行っても一緒のように思えても、必ず独自の地域性というのは存在します。沖縄文化は地元の人々の誇りによって大切にされ、そして観光地として残していこうという意義も相まって、わかりやすく地域性が現れています。

日本人でよかったなと思います。沖縄にいっても言葉が通じるから笑


沖縄で過ごす日々は新鮮そのものです。
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[ 2011/01/18 14:36 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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