shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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苧引き(うーびき)

DSC_4780 のコピー

畑にて収穫された糸芭蕉は木灰(もくはい・木の灰)を加えて煮、木灰に含まれるアルカリ成分の働きによって不純物を取り除きます。

DSC_4851.jpg

すると、このように飴色になります。

????若????

それを「エービ」と呼ばれる竹でつくった道具を使ってしごいていきます。
この作業を苧引き(うーびき)といいます。

ちなみに「エービ」は各々で手作りします。(自分はつくってもらいましたが)


自分が苧引きしているところです。
手つきがおぼつかず、ぎこちないです。

DSC_4836.jpg
DSC_4842.jpg

苧引き前の芭蕉。
これをしごくと・・・

DSC_4848.jpg

このような艶やかな白い繊維が残ります。

DSC_4840.jpg

比較しても一目瞭然。
畑に生える糸芭蕉からは想像もつかないきれいな姿です。

DSC_4847.jpg

光沢がとてもきれいです。

DSC_4845.jpg

これから

DSC_4844.jpg

いらないところをしごきとると、

DSC_4852.jpg
DSC_4843.jpg

こうなります。

この苧引き、実はとても難しく、糸の良し悪しを決定づけるものです。

DSC_4846.jpg

自分もやってみたのですが、左は最初のほう、右は後のほう。色が違うことがわかります。
不純物がのこると糸に影響し、力任せにしごくと繊維が切れてしまいます。

まともに使いものになるまで3年は要するといいます。
とても難しい作業です。

DSC_4854.jpg
DSC_4839.jpg

自分がやらせてもらったのはウヮーハー(外側の皮、主にテーブルセンター、マットなど)ですが、とても皆さんのとは一緒にできません・・・。

DSC_4855.jpg

取り除いたゴミをいれる箱。
たくさん繊維を千切ってしまい、ここからも糸がたくさんできそうです・・・。

DSC_4853.jpg

苧引きされたものはこうして乾燥させます。

DSC_4858.jpg

みなさん丁寧に苧引きをされます。

DSC_4857.jpg

自分がやったもの。
見ての通りひどいですね。

ベテランの方々になると自然な手つきで滑らかに手が動きます。
若手陣は羨望の眼差しを送っているようでした。


芭蕉布はどの作業も気が抜けず、確かな技術によって支えられています。
どこまでも正直で、人、糸、技術の違いが直接、布に現れる芭蕉布。

芭蕉布職人になるということは芭蕉布に生きるということ。それぐらい心身を捧げる人々によって支えられているものづくりです。

芭蕉布の背景にはいつも驚かされます。
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[ 2011/01/21 11:35 ] 沖縄 芭蕉布 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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