shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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琉球藍、やまあい工房にて①

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22~24日、沖縄県名護市源河のオーシッタイ(大湿帯)と呼ばれる地域にある、「やまあい工房」のもとでお世話になってました。

ここでは自然と共生する循環型の生活をテーマに、無農薬有機農法で農業を営み、その延長で琉球藍を自家で栽培から染めまで一貫生産をしています。
100%琉球藍「美ら藍(ちゅらえー)」と名付け、透明感のある美しい藍にはファンも多い。

ここで簡単に琉球藍を解説。
琉球藍は沖縄、台湾、インドシナ半島に分布するキツネノマゴ科の植物。日本で用いられている藍は大きく分けて、蓼藍(タデ科)、インド藍(マメ科、木藍とも)、蝦夷大青(アブラナ科)、琉球藍の4つ。
琉球藍の収穫は年に2回。基本的に6~7月、9~10月に収穫し、それぞれ「夏藍」、「冬藍」と呼ばれています。琉球藍は濃紺に染め上げたとき黒に近い紺や、赤みがかった紫に近い紺になるのが特徴。

やまあい工房では、循環型の生活、琉球藍の文化を世に伝えるべく、ゲストハウスを設け、訪れた人が滞在できるようになっています。いままで多くの人々が工房を訪れ、山の暮らしを体感していきました。
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オーシッタイは道路も舗装されていない山深くにある集落。
やまあい工房の上山和夫・弘子夫妻は電気、ガス、水道のない状態から野山を切り開き、畑をクワで耕して循環型農業をめざして、この地に入植しました。

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オーシッタイの梅は有名。
日曜日には、すれ違いもままならない一本道が車で大混雑。
観光地として整備されていないので、来るときはそれなりの覚悟が必要。

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生えてる植物も見慣れないものばかり。

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しばらく道を進むと、やまあい工房、その農場が現れます。

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工房についた日は納品間近で来ていたお手伝いの人たちもてんやわんやの大忙し。
来たばかりの自分はその作業に入れないので、別の農作業を手伝うことに。

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やまあい工房ではタンカンづくりもしており、無農薬有機農法を貫いています。
タンカンは沖縄の名物。爽やかな風味とほどよい酸味が特徴。

自分は脚立にまたがり熟れたタンカンの収穫を担当。

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ひとつひとつハサミでタンカンを落としていきます。
タンカンの旬はもうひと月後ぐらい。甘みもちょっと控えめかな?

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一個一個ぞうきんで磨きます。
収穫したそのままではへたの部分にカビが溜まっていたり、斑点状の汚れがついていたり。大量生産する農家では機械で磨いているそうですが、ここでは少量生産なので手で磨いています。

この日は半日中ずっとタンカン磨き。
右腕がだるーくなって、おもしろみのない単調な作業に少々飽き気味。同じ作業をしていた紅型をやっているDさんとおしゃべりしながらいろいろ紅型のことを語らいました。

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磨き終わったタンカンはサイズ別に出荷用の段ボールに詰めていきます。利益を聞いても1年に一度の収入としてはスズメの涙。農家の方々の苦労がうかがえます。

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タンカンの木の下には半分野生化した琉球藍の株がちらほら。

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タンカン畑の横にある琉球藍の畑。

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琉球藍の葉っぱは枯れてるところが黒くなってるのが見分けるポイント。

ここから藍の色が出てくるなんて、どんなきっかけから発見したんだろう・・・。
藍はいくら原理がわかっていても神秘的です。


夜はやまあい工房の上山夫妻と見習いの人たちと鍋を囲みました。
自然に囲まれた何もない場所ですが、人が余計に生き生きと見えます。

夜はDさんとゲストハウスで夜をともに。
紅型や伝統産業について語り合いながら次の日に備えて就寝。

次の日に続きます。
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[ 2011/01/26 23:13 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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