shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[タグ未指定]
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

産地は誰が育てるのか?

伝統産業を取り巻くさまざまな地場の取り組みを見ていると、
皆が頑張っているその中心には、「伝統工芸品」という形あるものではなく、もっと無形なものであるように思います。

大館なら「大館曲げわっぱ」というシンボル、イメージの塊のようなもの。
人類文化学などで言うトーテムのようなものでしょうか。
そして地場の人たちがそれぞれのやり方でそれに関わり、
その中で地場のアイデンティティが育まれ、産地、街に固有性が生まれて地場のエネルギーになっていく。
そうした活動を担うのは、必ずしも物をつくる職人さんたちだけではなく、
また時として商業的観点から外れることもあると思います。
このような地場のエネルギーが涵養されていくことでまた新たな創造を生み、
それがものづくりなら、グローバルに享受できる副産物、「もの」が生まれます。

そこにデザイナーが関わるのなら、人目を惹く広告塔を作るのではなく、
そのエネルギーの涵養の手助けとなる提案をするべきであるし、
今まで地場の人々が培ってきたものの延長線上に立つ必要があります。
そのためには地場の人が全く理解できないものでは意味がなく、
また全てを理解できるものでは今まで通りのものしか生まれない。
この微妙な新旧のバランスを見極めるしかありません。

産地は誰が育てるのか。
この問いに職人さんにばかり焦点が当てられますが、
彼らも生活がかかっているわけで、苦しくなれば仕事を捨ててしまいます。
それを担うべきは、地場にある財産に気づき、創造性のある提案を出すことのできる立場の人。実はそれはやろうと思えば個人でも、団体でも、誰でも出来るのだと思います。

あれ、答えになってない?
スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2010/05/31 21:18 ] 伝統産業について | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。