shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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久米島を見下ろして

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久米島ってどんな島か。
島を一望できるビューポイント「宇江城城跡」へ行ってみました。
宇江城城跡は島の最高峰、宇江城岳の頂上に位置し、1510年頃尚真王の王府軍の攻撃を受け、火攻めに遭って落城したと伝えられています。今ではその地形と石垣を留めるのみですが、せっかく久米島に来たので登ってみることにしました。

山の頂上が平たくなっているところが城跡です。


大きな地図で見る



キャンプ場からのルートはこんな感じ。
久米島は海から山が頭を出しているような地形で、宇江城城跡までは終始上り坂となっております。
途中途中の様子も紹介しながらみていきたいとおもいます。
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キャンプ場から自転車をこぎ出して10分ほど、真謝という地域にある「チュラ福木」がお目見えします。
福木は久米島紬の染色にも使われ、鮮やかな黄色が得られます。沖縄では福木は防風樹としてとてもポピュラーな樹で、とくに久米島はいたるところに植えられています。

このチュラ福木、なんで道のど真ん中にあるのかというと、実はもともとは家の垣根であったものを、道路拡張の際にあまりに立派な福木であったため保存することとなり、垣根だけ残して家が後ろに退いたためこのような配置になったのだそうです。

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そしてどんどん道の勾配がきつくなってきたところで、阿嘉という地域に「阿嘉のヒゲ水」という看板を見つけたので、脇道を下っていきました。

すると広大な山の斜面に海を臨むなかなかの景色が出現。良い場所じゃないかと思いましたが、肝心の「ヒゲ水」ってどこじゃ?と探してみると・・・

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あ~多分あの岩の隙間から水が流れることになっていたんだな、と推測。しかしヒゲ水の気配が微塵も感じられません。
後に調べたところ、雨が降り水量が増すと細い滝が現れ、それが強い風によって巻き上げられる様を「ヒゲ水」と例えているようです。なかなかお目にかかれる物ではないみたいです。

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しょうがないから海でも眺めよう。あれは海老の養殖場だろうか。

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そして阿嘉のヒゲ水を後にして、さらに北上。
すると「比屋定バンタ」なる展望台、売店が現れました。ネーミングがなんともキャッチー。「比屋定」とはこの周辺の地名「バンタ」とは絶壁を意味する言葉です。

かつてここを訪れた新聞記者が、この絶壁から見渡す景色が素晴らしいということで「比屋定バンタ」という名で景勝地にしようよしたのが始まりだそうです。晴れた日には渡名喜島、遠く彼方に粟国島が見えるそうですが、この日はあいにくの小雨模様。ちょっと冴えない海を拝みました。

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関係ないですが粟国島の黒砂糖好きです。
粟国島何処~?

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あ、さっき阿嘉のヒゲ水から見てた養殖場かな?
かなりの高さがあります。

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やっぱ見えん。でも晴れてたらめっちゃきれいなんだろうな。

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比屋定バンタの売店にて黒糖玄米を購入。
沖縄ではよく目にする「玄米」。前々から気になっていたのでトライしてみました。

味は極甘。臭みのない甘酒といったところでしょうか?なかなかお腹いっぱいになります。

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比屋定バンタを越えて少し行ったところの脇道から「宇江城城跡」へ道は続きます。
途中、山の番人に会ったので一礼。
おつとめ、ご苦労様です。(関係ないけどこのフレーズ、敬語的には正しくは何と言うんだろう?)

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どんどん近づいてくる宇江城。遠くから眺めていたときは「まさかあれが宇江城?遠いやん」と思っていたのですがいよいよ間近になってきました。

間近と言ってもここからまだまだ登り坂を歩きます。

そして自転車&徒歩で30分ほど・・・

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ついに頂上が見えてきました!
天気は小雨。青い空に映えそうな石垣・・・

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宇江城城跡まではこのような鉄パイプで道が作ってありました。
それにしてもこんな高いところにわざわざ城をつくるって、石とか物を運ぶの相当苦労しただろうなぁ。

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鉄製の階段を上り、いよいよ頂上部の開けた場所にさしかかってきました。
いまでは石垣と地形が現存するのみですが、面影はなんとなく伝わってきます。そして、思っていたより狭いです笑

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ついたー!
写真じゃただの原っぱですが、ほんとは標高310m程の山の上です。
小雨の中、独りで三脚立てて撮っている姿を想像して、そしてねぎらって下さい。

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ここの石垣は野面積み(のづらつみ)によるもので、石をただ積み上げたもの。それが強風に晒される山の頂上で原型を留めているのは凄いことじゃないでしょうか。
石垣職人が積んだ石垣は崩れない、なんて謂れもあるようでここにも技術の高みがあるのでしょうね。

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宇江城から見下ろした久米島の感じ。
ちょっと霧がかってて遠くまではくっきり見ることは出来ませんが、沿岸沿いの平たい土地に集まっている家屋、畑、山々の様子はしっかり見ることが出来ました。

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久米島に限らず沖縄はサトウキビ畑ばっかりで、畑がいたるところにあります。
小さくもなく大きくもなく久米島は島にいても狭さを感じさせません。起伏に富み広々と広がる山間、きれいな浅瀬、漁港、畑、街、そして来た者を出迎えてくれる温かな人柄が印象に残る島です。

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さて、帰りますか。

帰り道の様子はまた次回。
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[ 2011/03/24 11:25 ] 久米島紬 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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