shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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久米島桜まつり

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2月5日、久米島桜まつりに参加してきました。
かねてから久米島紬ユイマール館に通っていて、施設の方々に「桜まつりで着付け体験できるからやってきなよ。」と薦められていたので、参加を申し込んだところ、いろいろ話をしているうちに組合のスタッフとして祭りに参加させてもらえることになりました!

朝、組合の理事長さんに会場まで連れて行っていただいて、会場の設営を手伝うことに。会場は小高い丘のうえにあり強風が吹き抜けるためテントの設営にみなで四苦八苦。

自分はブルーシート、テントの設営、ステージの設営、荷物運びを手伝いました。

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結局もろに風を受ける場所はテントを傾けて設置しました。
開会の時間が近づいていくに連れてだんだん人がおおくなってきました。

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会に先立って、桜の植樹が行われました。
桜まつりということでピンクのジャンパーを来た役員の方々が若々しく見えます。

以後、祭り、着付け体験の様子。
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久米島紬の理事長の言葉で開会。

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テープカット。
どうやら今回のように大々的に桜まつりを行うのは今回からだそうで、企画に尽力された皆さんの努力が感じ取れます。

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オープニングは地元の学生たちによる太鼓の演奏。真剣な表情で練習の成果をみせてくれました。

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沖縄の桜は1月下旬から2月にかけてがシーズンとなります。色は梅のような濃いピンクで花が下を向くのが特徴。しかも散るときは椿のように花が丸ごとボトッと落ちます。

卒業=桜のイメージがありますが沖縄では全く無縁。花吹雪も吹かず、本土側とは趣がだいぶ違います。

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祭りは初めての試みにも関わらず、大勢の人たちが足を運んでくれました。老若男女が和気あいあいと集いました。

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お昼は島のそば屋「ゆきそば」のソーキそば。ここのそばはもちもちとした太めの麺が特徴で、1センチほどの軟骨もこりこりとしておいしく煮込まれています。

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この日は自分はスタッフのユニフォームとして男物の久米島紬の着物を着ました。ただ組合が持ってる男物の着物の一番大きなサイズのものも少し寸足らずで、足が出てしまっています笑 腕もやや短く、腕を組んでごまかしています。

「島の人は背が低いからね~。新しいの用意しないといけないね。」

ちなみに自分は180センチにちょっと足らないくらい。それでもそのサイズの着物がないそうで、だんだん平均身長が上がってきていることを実感します。

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そばを買いにいく紬マダムス。飾らない久米島紬は素朴さな美しさを与えます。着る人を選ばず、普段会っている織り子さんたちも紬を着て雰囲気ががらりと変わっています。

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反物と仕立ててあるものはもちろん、人が着ることで布の見え方ががらりと変わります。やはり人が着てるときにいかに美しいか。反物でどれだけ美しくても着物にして着たときに美しくなければ意味がないんだなと思いました。
これはどのクリエイションでも同じことではないでしょうか。

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普段久米島にいても紬を着る機会がめったになく、着られる喜びを皆で分かち合っているように見えます。

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絣の帯。絣の美しさは「素朴」に尽きます。染め分けた糸を組み合わせることで布に模様をつくる絣は、素材が自らの表情を損なうことなく、全てが一体感を醸し出しています。布にとっての健康美とも言えるのではないでしょうか。

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地元の高校生にも紬は人気。この日、着付け体験は大盛況で、ひっきりなしに人がやってきました。着物は華やかで高貴なイメージがある中、久米島紬のような落ち着いた庶民的な着物は親近感がわき、着てみたいと思う人も多いのでは。
こんなにこぞってみんな着たがるというのは正直、びっくりしました。

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紅型の帯を締める紬マダム。
着物を着られる場が出来て、みんな本当に楽しそうです。

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ちなみに自分が着させていただいた着物はこんな模様。男物は小紋柄が基本となるため、落ち着いた感じのものが多いです。大きな柄を着られる女性が少し羨ましくなりました。

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久米島の観光レディの方とも記念撮影。
ちなみに、身体が細かったため胸にタオルを入れ、がたいが良くみえるようにしてもらってます。

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地元に名物がある。それが人々を結びつけるということをこの着付け体験でも実感しました。皆に愛される久米島紬でいられるためにはどうしたらいいか。変わらなくちゃいけないところ、変わっちゃいけないところ、改めて考えていただきたいですね。
個人的な意見としては、作っている人にとっては常に新しいものを、と思うところですが、大抵のものは変えなくても十分今にでも通用するものがほとんどだし、今の若い人にとっては全てが新鮮です。むやみに新しさを追いかける必要はない、むしろものはそのままでもいい。ものばかりみるのではなく、地元の人たち、興味をもってくれた人たちに、何をしてあげればいいのか、ひとりでも多く繋がっていけるようにはどうしたらいいか。
ものづくりはひとづくりに通ずる。手工業の人ほど、このことを考えていただきたいですね。

次回は久米島紬新作発表会の様子を紹介します。
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[ 2011/03/28 08:58 ] 久米島紬 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

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Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

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