shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[タグ未指定]
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

いろいろな宮古上布

DSC_5814.jpg

シンプルな色彩の中に繊細さの極地がひろがる宮古上布の世界。
宮古の織物は宮古伝統工芸品研究センター、宮古島市総合博物館、宮古島体験工芸村などでみることができます。

紺地のものから鮮やかな色ものまで。いろいろな宮古上布を紹介します。

DSC_5816.jpg

とても手の込んだ図柄ですね。

一般的に布に文様を描く方法は、絣、絞り、捺染(型染め、プリント)、手描き染め、刺繍、織の構造などに分かれます。宮古上布は経糸と緯糸に数ミリ程度の白い絣を施し、それらを十字に交差させ点を作り、その配置によって文様を描きます。

一本一本の糸がずれないようにこまめに針などで調節しながら織っていくわけですが、宮古上布の糸に用いられる「苧麻」は乾燥するととても切れやすく、切れてしまえば絣のズレにも繋がってしまうので細心の注意を払わなければなりません。そのことを思うと、宮古上布の一点一点の感動も違ってきます。

DSC_5815.jpg

ここまで手の込んだ柄はいまでは余りつくられないでしょうね。
産業に余裕と、手の込んだものを受ける皿がなくてはなかなかこういったものはできませんね。

DSC_5812.jpg
DSC_5806.jpg
DSC_5802.jpg
DSC_5634.jpg
DSC_5698.jpg

夏物の最高級の普段着として使われていた宮古上布、一見地味とも取られる紺地一色の中にこれほどの境地があったとは。なかなか世界中を見ても類稀なものなのではないでしょうか。

DSC_5706.jpg

こちらは白地に藍のものです。新しいものなのか古い時代のものかはわかりませんが、八重山上布のような印象もうけますね。

DSC_5707.jpg

縞に緯絣。

話は逸れますが白について。いまでは漂白が容易にできるため白地というものも簡単にできるようになりましたが、昔は白というのは貴重なもので、精錬技術の結晶であり高貴な色、儀式用とされてきました。
太古から光沢と白さは永遠のあこがれ、光であり、ときに生死を意味することもあります。
まぁそんな謂れとこの上布は特に関係ないわけですが、ただの白というものの中にも普段わからないようなバックグラウンドがあることも、いろんなものに通ずるポイントかなと。
明らかに脱線笑

DSC_5686.jpg
DSC_5687.jpg

こちらは比較的新しいものかと思われますがどうなんでしょうか。
必ずしも宮古の織物=紺地十字絣である必要は無く、苧麻に関するノウハウの蓄積を生かしていろんなものを作れば良いと思います。

DSC_6700.jpg

こちらは宮古伝統工芸品研究センターにて購入した端切れ。
ナン・ミンタマと呼ばれる文様で、意味は「ナン(並んだ)ミンタマ(目ん玉)」
目玉です笑
滑らかな光沢は絹とも違い、独特なものです。

DSC_6698.jpg

苧麻で織られた上布は肌触りがひんやりとしていて風通しもよく、夏に着たら気持ちいいんだろうなぁとおもいます。光に透かせば普通の布とはちょっと違う感じがわかってもらえると思います。

ちなみに10数センチ四方の端切れですが、値段はなんと5000円!宮古上布が高価なのは覚悟していましたが優に予想を越えていきました^^;でも買わずに帰ったら後悔するなと思い意を決して購入・・・。
でも今となってはたとえ端切れであっても、手元にこの布を置いておけるだけでも嬉しく思います。

出世したら宮古上布のもの何か買いたいなぁ~と思いつつ、将来そんなお金を稼げるようになれるのかとちょっと不安笑
スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2011/04/11 13:25 ] 宮古上布 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。