shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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伝統産業の基本的構造

伝統産業は作っているものは良くても、販売ルートを持っていなかったり、消費者の声を反映したものづくりが難しかったりと、周辺事情にもたくさんの問題を抱えています。
かつての基本的な伝統産業の構造は以下の通りです。
kouzou.jpg
製造業者、いわゆる職人さんと消費者の間には複数の仲介業者が存在します。
当然、仲介業者が間に入るほどコストは高くなります。
今では途中の仲介業者いくつか省かれたり、製造業者がデパートに出向き直売しているケースもあります。

かつて交通手段が発達していなかった頃、点在する製造業者をまとめ、売りに行く立場の人が必然的に必要でした。
そして産地に問屋業者ができ、製造業者に仕事を振り、各地の消費地に卸す構造が生まれました。
しかし、段々と産地問屋と製造業者の格差が生じ、製造業者の上に問屋が立つようになります。
その中で、職人と問屋が結託しているところ、問屋主導で職人の自主性が薄らいで行くところといろいろなケースを生んでいきます。

産地問屋は古い付き合いの消費地問屋(デパート問屋など)、小売店との取引を優先し、その取引先と競合する業者へ卸せなかったりで、なかなか新しい市場を開拓するのも難しいのが現状です。
そして今は百貨店が不調で、その影響は伝統産業にも及びます。かといって、競合する量販店には卸せない、といったケースもよくある話だそうです。

このような構造を持っている産地では、製造業者と消費者が直接結ばれるようなことがあると産地問屋の存在意義がなくなり、産地の構造を壊してしまう恐れがあり、現代に見合った構造に変革をするのも容易ではありません。

伝統産業の問題は何も、つくっている物の問題だけではないのです。
産地全体から問題を捉えなければならず、どうやらその方法は常にケースバイケースになりそうです。
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[ 2010/06/05 15:18 ] 伝統産業について | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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