shojiの伝統産業を巡る旅

名古屋の学生、shojiが各地の伝統産業を徘徊してます。

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与那国島は雨

携帯から。

19日、今日も与那国島は雨。
午前中は民俗資料館に行こうとしたけどお休み。同じく研究目的で来ていたおじさんと会い、お互いに出直しですねとその場をはなれました。

昼も近い中途半端な時間で仕方なく町歩き。
与那国島の町並みはところどころに赤瓦の家が建っているものの、なんとなく他の島とは雰囲気が違います。何が違うとは言えないですが、どこか沖縄の端であることを感じさせます。

午後は宿に帰り昼食をとり、伝統工芸館に向かうと、民俗資料館の入り口で会ったおじさんと再会。「今から織物の工房行くけど、どう?」と誘われ、一緒にいくことに。

工房に着くと高機がたくさん並ぶ部屋に人が二人。手織り小物をつくる工房だとか。
サンプルや伝統的なドゥタティと呼ばれる爽やかなチェック柄の衣装を見せていただきました。

「糸は他所から買うけど、与那国の織物は手織り、地元の草木を使って染めている。」
とのこと。
行事に欠かせないドゥタディは今も地元で織られ、逆に石垣島からも織りを頼まれることもあるんだとか。

文化としての織物、産業としての織物、バランスが良い印象を覚えました。
どんどん与那国の織物の今を探っていきたいと思います。

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[ 2011/02/19 20:27 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)

いま与那国島にいます

日記の更新滞っています・・・。

実は今は与那国島。最後の島に来ているんです。
更新が滞っているうちに記事にしようと撮りためた写真は膨大な量となり日記といっても回顧録になりかねない状態です^^;

宮古島を出た後、石垣島→竹富島→小浜島と渡り、本日与那国島に到着しました。
当初乗る予定だった船は悪天候のため欠航。激しい揺れで船酔い続出、通称「ゲロ船」と呼ばれる石垣~与那国間のフェリーに乗ってみたかったものに、残念。結局飛行機できてしまいました(お金が悲)

今日はゆっくりたまってる記事を消化しようかな、と思っていたのですが宿泊先のインターネット環境がちょっと不便で思うように更新できず。というわけで軽く日記でも。

今日は沖縄は「十六日祭」とよばれる行事が行われています。
これは旧暦(のようなもの)の1月16日があの世の正月とされ、先祖様と一緒にお祝いをしようというもの、かな?先祖様のお墓の前で親戚が集まり飲んで食べての宴会。墓場がこの日ばかりはピクニック広場みたいになるんです。

そんなわけで、今日はお店はほとんど休み。何処にいっても相手にされないので今日は島の自然たちに相手をしてもらいました。
与那国島は他の沖縄の島々とはまるで風景が異なります。深い青の海、切り立った断崖、荒涼とした草原、日本中探しても与那国島だけの風景と言えると思います。奥まった道にいくと馬や牛がすぐ目の前に。道も糞だらけ。

宿で原付を借り、島を半周しただけですが、起伏に富んだ島で少し走っても風景が変わり、島の狭さを感じさせず、とても楽しかったです。自分は与那国島の風景がとても気に入りました。

今日はちょっと肌寒く、小雨降る曇天模様。明日は天気がよいと良いな。
写真、ちょっとずつUPしていきます。

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[ 2011/02/18 21:59 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)

更新滞り中

最近、夜にわいわいやったり疲れてそのまま寝てしまったりで、更新が滞っています。

毎日増える情報と処理速度が追いついてない感じですんまへん。

ざっと最近の流れをいうと、

6日 久米島紬新作発表会、交流会参加
7日 久米島見学、周遊、久米島最後の夜
8日 久米島出発→那覇入り。南風原織、琉球絣の展示場を見学
9日 沖縄県工芸支援センター見学、読谷へ読谷山花織を見に行く。
10日 那覇→宮古島へ。工芸研究センターへ見学
11日 宮古島内の工芸体験村へ行く
12日 工芸研究センターへ再訪。地元の博物館へ行く。その後島内を周遊。
13日 数日間宿泊したゲストハウスに別れを告げ、プロペラ機で石垣島へ。みんさー工芸館を見学。親の知り合いが石垣にいるとのことで会いにいき、そのまま飲み会へ。
14日 遅めの起床。前日買ったミンサーの資料に目を通す。←いまここ

こんな感じできています。
ゆっくりしたときにまた記事更新していきます。

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[ 2011/02/14 09:49 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)

2月6日、久米島紬帯新作発表会にて②

久米島紬帯新作発表会の後、来場した皆さんと交流会があり参加してきました。
交流会には町長や着付けの先生、沖縄工芸関係の人、他県から、様々な人が集まりました。

食事はホテルのバイキング。いつもは安飯なので食い溜めしておこうと意気揚々とスタンバイ。
久米島紬の理事長の隣に立っていると自分が自己紹介せずとも理事長がどんどん紹介してくださって、最早島中に知れ渡ってしまったんじゃないかと思う程、いろんな方と知り合うことができました。

「食え食え」と運ばれる料理皿たち。目上の方々に囲まれ自分はお酌係でなかなか箸が進まなかったものの、豪勢な食事に働いた甲斐があったというもの。
それにしても、久米島紬を通してこれだけの人が集まれるのも久米島の気質か。おそらく同じことを本土側でやったところで人は集まらないだろうなと、島の横のつながりが羨ましく思えます。

宴もたけなわ。さぁさみんなで踊りましょ、との合図とともに、島の人も、内地の人も、90歳以上のおばぁも一緒になって両手をくねくね、ステップ踏んで踊り出します。
自分も見よう見まねで踊ってみると、そこには上下関係もありません。楽しくみんなでわいわい、自然と笑顔になります。

久米島紬帯新作発表会、実はそれは口実であって、こうして人が集まることに意義があるのだと。そして多くの人に見てもらうことでつくった人が更に意欲を持てることができればそれでいいじゃないか。たとえ、この新作が売れまいが、大いにこの会を開いた意義はある。
結果が全てではない。むしろ過程にこそ本当の価値がある。小さな島で行われた小さな新作発表会は確実に人の輪を広めました。

直前にバタバタした発表会も、無事に滞りなく終わることできました。
撤収作業には、貴重な男手として荷物運びを担当。自分以外には男手は組合の経理Mさんのみだったので、それなりに役に立てたかな。

普段は久米島にいても紬を着る機会はなく、こうして機会が出来たことでみなさんとても嬉しそうでした。場さえあれば久米島紬も今の時代に生き生きと映えるだなと確信しました。そして自分も紬を着させてもらったことで、より親しみを覚えることができました。

そして今回の会を催すにあたって尽力された役場の関係者さんの存在も頼もしいところ。久米島でこれからも頑張っていただきたいですね。

ひとまず、バタバタも一区切り付き、組合のみなさんとおつかれさまでした、とこの日を終えました。

久米島の夜は真っ暗で夜道は軽く迷いましたが。

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[ 2011/02/12 10:22 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)

2月6日、久米島紬帯新作発表会にて①

6日、久米島紬の帯新作発表会及び交流会に参加してきました。

参加といっても組合スタッフとして受付、搬入出、その他いろいろな仕事のお手伝いをさせてもらいました。

朝、久米島紬組合の事務所で待ち合わせ。なにやら朝からパタパタしている様子。
いろいろと直前になって準備することが増えたそうで、差し迫る時間にピリピリした雰囲気が漂います。

午前中は組合のMさんに同行して段ボール運び。
前もって準備しておけばいいのに、のんびりして直前になってパタパタする。
「これがいわゆる、うちなータイムよ。」とMさんは教えてくれました。
今回が地元開催だったからいいものの、出張だったらこうはいかない。沖縄の人はイベントごとを企画するのが苦手なのかもね。

この日は着物を着用することになっており、Mさんと自分は午前中から着付けの先生に着付けてもらいました。去年から組合で働くMさんは着物を着るのは初めてだそうでかなり苦しそうです。いち早く脱ぎたそうでした笑
日差しが強く、冬物の久米島紬を着ていると汗がにじみます。

会場は久米島内のホテル。
会場での準備に向かい、なんとなく作業も一区切りし、弁当をつまみながらMさんと和んでいると、またまた直前になってあれこれ仕事が。花を買いにいったり、組合事務所に戻ったり、車で島を行ったりきたりする中、「さっきまでのんびりはなんだったんだろね」とお互い苦笑い。

Mさんと行動をする車中、島の生活のこといろいろ教えてもらいました。
島にはこれといった娯楽施設がなく、「やることがないから酒を飲む(笑)」のだそう。島の飲み会は長く、夜の1時2時は当たり前、時には4時までばか騒ぎなんてことも。そしてそれが当たり前かのように付き合うお店。しかもしょっちゅう飲み会に誘われて、次の日が仕事だろうと飲み会。飲んで踊って歌って、そして仕事へ。たくましいですね。

それと島の一番の遊びは「釣り」。Mさんも「釣りは最高」というように、いたるところで釣り竿を構えたおっちゃんたちを見ます。きれいな海に囲まれた久米島で釣りをするのはなんと爽快なことだろう。内地の海はゴミだらけで汚いねとMさんも言うように、このきれいな海は島の特権ですね。

そして、受付開始の2時が迫り慌ただしさが一層増して緊張感が漂ってきます。
自分は来た人を誘導したり、受付に座ったり、それなりに働かさせていただきました。いつも布を織っているみなさんも、今日は久米島紬を着て続々とやってきます。久米島にいても久米島紬を着る機会はほとんどなく、みなさんも嬉しそうに紬を着ていました。

今回の帯新作発表会はファッションショー形式で、有志がモデルとなり観客の中を歩いてお披露目します。伝統的な久米島紬と、色物で華やかな新しい久米島紬の発表をし、伝統的な紬にはなんと90歳以上のおばぁが4名モデルとして参加しました。足腰が痛くとも、しっかりとした足取りで、とても90歳をまわっているとは思えません。「紬は人をきれいに見せる」という謂れがあり、紬からパワーをもらっているように、みなさんとても元気です。

新作については、いつもは挑戦しないような柄、色を取り入れ、織り手が楽しんでつくっているなぁという印象を受けました。別にデザイナーや芸術家でなく、普通のおばちゃんたちが「この色柄はどうだろう」と思案している姿を想像すると、ものをつくることと生活が近い関係にあることの凄みを感じます。

直前のぱたぱたがウソのように、滞りなく会は進みました。

発表会の後、交流会も行われ久米島のみなさんとしっかり交流してきました。

その様子は②で。

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[ 2011/02/08 03:19 ] 沖縄 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

shoji

Author:shoji
名古屋の学生です。
今年度は日本の伝統産業を巡る旅に出てます。
旅先で見たこと体験したことを日々綴っていきます。

※すでに旅は終了しています。

mail:cus-show at hotmail.co.jp



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